5月8日、9日で熊本の益城町総合運動公園に日本アロマセラピー学会有志でアロマセラピートリートメントのボランティアに行ってきました。
益城町に入るとそこは別世界。。
見たこともない風景で絶句しました。頑丈なはずの家が今にも崩れそうな状態です。被災した方々は本当に怖い思いをされたんだと胸が引き裂かれる思いがしました。
益城町総合運動公園には1000人以上の被災者の方が避難しています。 女性のための支援でメイクセットのプレゼントと眉カットやメイクで女性に笑顔になってもらおうと活動しました。
どんどん来てくださり、あっという間に順番を待っていただくようになりました。
また高齢にもかかわらず自宅にいて避難所に水を汲みに来られる方もいて疲労困憊だと話されました。だけど頑張らないとね。こうやって話を聞いてくれるだけで嬉しいとお話され、復興に向けて支え合って助け合いながら私たちもそのお手伝いができたらと心から思いました。 アロマのほのかな香りと優しく包み込むように触れることで、皆さんの気持ちもほぐれ最後には笑顔になって「ありがとう。」「気持ちよかった。」「今夜はぐっすり眠れそう。」と言ってくださり本当に嬉しかったです。
今回のボランティアでアロマセラピーの深い力を改めて感じました。
ただ身体のつらいところを揉みほぐすのではなく、悲しい、辛い思いをしている心をほぐし短い時間でもリラックスしてもらい笑顔になった方々をみて、やはり人を癒すのは心地よい香りと心に寄り添うような優しく包み込むようなタッチなのだと思いました。
まだまだ復興には時間がかかります。またぜひアロマで少しでも笑顔になっていただけるように私たちもお手伝いできればと思います。
日本アロマセラピー学会有志として少しでも避難生活の長く疲労困憊の皆様にリラックスしていただこうと8日14名、9日11名のボランティアスタッフで行いました。
九州のあちこちから医師をはじめ看護師などの医療従事者でセラピストやアロマセラピストとして活動されている方々が来てくれました。
隣のブースでは鹿児島で一緒にマールアペラルで活動しているメイクアップアーティストのヒラノマリナちゃんも☆
女性ならではの華やかなブースです。
2日間で93名の方へアロマセラピートリートメントを行いました。お話をしながら涙される方、辛いことを話したくないから楽しい話をしようとお話される方。様々な思いを抱え毎日過ごされストレスや疲労も高い状態でした。3日ほど前からやっと箱のベットになったという方も多く硬いとこで寝ていたせいで腰痛、肩こりが辛いとおっしゃっていました。